ニッチながらおすすめ: ビッグサイズ製氷トレー(247円) ~ 1人暮らしサイズの冷蔵庫に付属している製氷トレーはすぐ捨てろ
今週のお題「新生活おすすめグッズ」
ほかのブロガーさんがメジャーなところを抑えてくれるだろうから、俺はニッチなところを攻める。
新生活、特に初めて1人暮らしを始めた人々に対して、私は伝えたい。
たぶん、1人暮らし用の冷蔵庫を買いましたよね? たぶん、製氷トレーが付属されてましたよね? それは捨ててしまえ、製氷トレーはデカい方がいい。付属の製氷トレーで出来る氷は小さすぎる。
春っぽい気候になってきましたが、これからどんどんと暑くなってきます。屋外から帰宅して、コップに氷を詰めて、水なりジュースなり飲みたくなります。さっと飲んでザッと洗うならいいんですが、ちょっと置いとくと氷が融けてすぐぬるくなってしまう。なぜぬるくなるのか。シンプルな答えを示そう。氷が小さいからだ。それなら最初からデカい氷を作ればいい。長持ちするぞ。
そこでアフィしますは アスベル フタ付ビックアイストレー L-10 :
ちゃんと測ったわけではないですが、冷蔵庫付属の製氷トレーで作れる氷の倍は大きい氷が作れる。ふたが付いているのもありがたい。雑然とした冷凍庫に水を入れたトレーを安置するのってけっこう手間です。こいつはふたがあるので、ふた閉めて、冷凍庫の混沌を底から持ち上げて隙間に差し込めば済む。
たかだか数百円の品が、あなたの夏をそれなりに快適にするでしょう。買おう。
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さらに清涼感を求めるならば、断熱タンブラー もおすすめです。こっちはちょっと高いのでお金に余裕のある方に:
サーモス 真空断熱タンブラー 420ml ステンレス JDE-420
- 出版社/メーカー: サーモス(THERMOS)
- 発売日: 2016/02/01
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログ (2件) を見る
この品じゃなくてもいいかも知れませんが、断熱タンブラーは本当にぬるまない。
こういうのってビールとかチューハイとか飲む人向けなんでしょ? ってことはない。水でもお茶でもジュースでも、上記の製氷トレーで作った氷といっしょに断熱タンブラーに突っ込んでおけば、マジで夏でもぬるくならない。断熱タンブラーは結露もしないのでテーブルも濡れない。最強。
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まだ4月なのに夏の話をするなという感じですが、まあ。
【珍しいものを食う】のらぼう菜のおひたしと油炒め
先日、トレッタみよし という施設に遊びに行った。
てっきり、よくある産直市みたいな店舗だと思っていた。違った、なんというか、もっと現代的でおしゃれな施設だった。農産物の売り場もそれなりに取ってあるが、それよりは加工品や三次グッズの売り場面積の方が広い。レストランやパン屋も併設されている。すぐ近くにはワイナリーや運動公園や美術館なんかもある。レジャーや観光に来てくれ、という熱を感じる。
さて、チーズとかお惣菜とかも買いつつ、しかし、私の目当ては地元の農産物、特に、見たことない野菜である。今回は、のらぼう菜 という初見の野菜が陳列されていたので購入した。
のらぼう菜単体の味を見るべく半分はおひたしで、残りの半分はポップで推されているように油で炒めてみよう。
のらぼう菜のおひたし
青菜一般のおひたしと同じように作ってみよう。熱湯に茎から入れて20秒、全体を入れてさらに20秒ゆがいた。冷水に取る。しぼって水気を落とす。
ちょっと味見をしてみよう。
なるほど、ポップのとおり、苦みもクセもない。しゃくしゃくしていて食感もいい。ゆでたアスパラガスのような風味があって美味い。これもう余計なことせず、このまま切り分けて食卓に出せそうだ。
冷めてしまうとアスパラの風味は消えてしまった。それでも、単体で美味しく食べられる優秀な野菜だ。醤油も用意したけど結局使わなかった。アクが無いことにも気付く。ほうれん草とか小松菜のおひたしって、味は好きだけど、口の中がぎしぎしするからあまり好んで食べない。のらぼう菜のおひたしはぎしぎししない。その点でもとても気に入った。
のらぼう菜の油炒め
今度は炒めてみよう。ざっくり切り分けて、ごま油で炒めて、軽く塩コショウを振った。
なるほど、おひたしとはまた異なる装いだ。おひたしとは違ってちょっと苦みが出るようになった。とはいえ、そのあとに香ばしさと甘さがやってくるので、クセというほど独特な味わいではない。味が似ている野菜を思いつかない。油と相性がいいのは分かる。ポップに書いてあったとおり、マヨネーズをちょっと掛けてみたら、これはまた美味い。
なかなかよかった。もしまた見つけたら買おう。
次回予告: 鹿肉のステーキと燻製
トレッタみよしでは、冷凍の猪肉と鹿肉も売られていた。
ミンチだけでなくブロック肉も売られていた。猪肉はどこかで食べたことがある。鹿肉は食べたことない。思い切って、600gの鹿肉ブロックを買った。折を見てこれも食べてみたい。
↓ 食べた
燻製ファーストチャレンジ: 6Pチーズ・鶏ササミ・茹で卵・チャーシュー・味付け砂肝
燻製チャレンジ
実家を出ている弟が、「もう使わんから」と、コンロで使える燻製器とチップを実家に持ち帰ってきた。製品としてはたぶんこれ:
燻製!! 興味はあった。
- 大学時代に友人が中華鍋を使った燻製を食べさせてくれた。おいしかった。
- 社会人になってから、有志でやる会社BBQに手製の段ボール燻製器を持ってきた人がいた。おいしかった。
いいなーと思っていたが、しかし、中華鍋なり手製燻製器なり、なんかハードルは高そうだなとも思って、自分ではやったことがなかった。こんな手軽そうな燻製器があるのね。渡りに船である。
臭いはどうなんだろう。弟は自宅のキッチンで作ってたようだし、まあもう賃貸じゃなくて実家に移ったから多少は臭いついてもいいだろうし、と試してみることにした。
具材は以下5種:
- 6Pチーズ
- 鶏ササミ
- 茹で卵
- チャーシュー
- 砂肝
1~3は燻製器の取説にも載っていた定番の品だ。鶏ササミはサッと塩ゆでした。
4は、このあいだのラーメン作りで余ったやつ。
5は、スーパーをぶらぶらしていて、これを燻製にしたら美味いんじゃないのかとティンと来たもの。
さてやってみよう。
6Pチーズ・鶏ササミ・茹で卵・チャーシューを燻す
各種具材の下ごしらえを済ませて、燻製器にチップを入れてコンロに載せる。おお、チップの時点でけっこう木の匂いがするんだ。その程度の初心者です。
この燻製器は2段に網をセットできる。下段にササミ(大)と茹で卵を、上段にササミ(小)と6Pチーズをセットした。なお、ササミに大小があるのは、ちゃんと筋を取ったの(小)と、筋を取るのが面倒くさくなったの(大)が混在しているためである。結果として、特に取らなくてよかった。
蓋を被せていざ点火する。こんな土鍋みたいなのを液体なしに直火に掛けていいのかと気になるが、「その辺は万全だ」と取説に書いてあったから信頼する。
点火から2,3分ほどすると、蓋の隙間からわずかに白い煙が漏れ出してきた。燻製って、もっともっくもくに煙が出るものだと思っていたのだが、こんなものなのか。燻製器から離れていると匂いもない。鼻を近づけると、たき火の匂いがする。木の焼ける匂いである。俺は何を当たり前のことを言っているんだ?
6Pチーズは点火から4,5分で取り出せと取説にあったので従う。こんなわずかな時間で燻されるものなのー? 煙もさして出てないじゃないのー?
蓋を開けると薄いきつね色に色づいた6Pチーズが並んでいた。うっひょ。すげえ。
……うああ!! 蓋を開けると煙いわ! マジで煙い! たき火の煙がこっちに来たときと同じ感じで煙い! 目に染みる! 鼻が痛い!
負けずにササミをひっくり返して、チーズを取り出して空いたところにチャーシューを並べ、再度ふたをする。
それからさらに5分ほど弱火で熱し続ける。「消火後、そのまま放置するといい色になるよ」と取説にあるので従う。
そうして出来上がったのがこの一皿である:
思った以上に簡単じゃないか。ササミに火が入るのか心配だったけど、きっちり入っている。そうですよね、燻製って、煙自体の熱さで火を入れるものだと思い込んでいたけど、直火にかければ燻製器の中はそれなりの温度になりますよね。
ところで、臭いはどうか。キッチンで燻しを見守っているあいだは、臭いしないじゃん、と思っていた。キッチンから続くリビングに移っても特に臭いはしない。換気扇は優秀だな。しかし、いったんリビングを出て犬の世話とかして、再度リビングに入ったら、やっぱ煙臭かったことを付記します。やっぱまあそうですよね。
砂肝を燻す
砂肝の燻製は美味しそうだと思うけど、燻製初体験者にはどう燻すのが正解か分からない。素直に先人の知恵をお借りする。いくつかヒットしたサイトを見て、こちらのレシピを借りることにした:
レシピどおりに砂肝に下味をつけてから、30分ほど燻した。
上記リンク先では、もっと赤みが残っていて、ソフトなテクスチャをしている。今回はちょっと燻し過ぎた……というより熱し過ぎたかもしれない。
薄くスライスして食卓に供する。
実食する
それぞれの燻製を本日の晩飯の一部として提供した。実家暮らしニートのせめてもの親孝行である。リビングを臭くしてすみません。
感想:
- チャーシュー以外はどれも元の素材より美味い!!
- チャーシューは、味はともかく、食べるまでに脂が冷えてしまい別の意味でダメだった。脂質に富むものは燻製に向かないのか。
- 素材が比較的に淡泊なもの(卵・ササミ)にスモーク臭が加わる感じと、
- 素材が比較的に濃厚なもの(チーズ・味付け砂肝)にスモーク臭が加わる感じとは、評価の方向が異なる。
- 前者について、"薫香"は、素直に味の1種となる。スモーキーさが単純に加わることで味が増す。
- 後者について、"薫香"は、調味料の1種となり、(きちんと調和すれば)スモーキーさは相乗効果をもたらし味が格段に増す。
- チーズと味付け砂肝はスモーキーさがばっちり合っていた。
- チーズはべらぼうに旨みが高まった。今回の中ではいちばん美味しいと思った。
- 味付け砂肝も美味い。味付けと肉の風味のせいか、ウインナ―の風味に近い。それが砂肝単体によく合う。燻された醤油の匂いもいい。
- どの品も、ミルで挽いたブラックペッパーを掛けると1.4倍くらい美味しくなった。やっぱ、スモーク臭とスパイスというのは合うのか。
最後に大きな反省点として、燻製は他の料理とおおむね調和しないという教訓を得た。晩飯の一部として出したのは大きな間違いだった。ほかの料理を邪魔するし、ほかの料理に邪魔される。スモーク臭というのは味として割と変な方向を向いている。おかずにはならない。つまみとしてたしなむものだ。……うん、まあ、わかってたことじゃないか? と言われたら、わかっていたことのような気はする。
とはいえそれは私のミスであり、全体的な満足度は高い。チップもまだあるしまたやろう。
豚足を煮て自家製ラーメンを作った(後編)
前編より。
昨晩はソバを食べることになったが、さて今日は豚足ラーメンを食べよう。昼飯とする。
こちら、3時間ゆがいた豚足さんとなります。トースターで20分ほど焼いて、表面をかりかりにした:
よしよし。豚足はできあがった。ラーメンも作ろう。
麺はマルタイラーメンが最高ですよ。粉調味料もついて2束で100円。うまいです:
昨日、作成したスープを暖めなおして、そのわきでマルタイラーメンをゆでる:
その他、チャーシュー・茹でもやし・きくらげ・紅ショウガ・小ねぎも準備はできている。
スープをどんぶりに注ぎ、ゆで上げた麺をいなし沈める。各種のトッピングを載せて、完成:
うまいうまい。スープはとろっとしている。とがった味ではなく、優しく豚臭くてうまい。具がどれも味に合う。これはまた作ろう。
豚足も超うまい。3時間煮込んだおかげでとろとろである。トースターで焼いてパリっとした皮目も美味い。からし酢醤油がとても合う。塩コショウとレモン汁を掛けるのもまたこれはこれで美味い。やっぱ豚足すきだなあ。
満足した。みんなも食べようぜ豚足。
豚足を煮て自家製ラーメンを作った(前編)
広島はホルモンに強い気がする。"せんじがら" とかも有名ですしね。
そのへんのスーパーでも生ホルモンが陳列されている。
茨城・新潟・東京に住んだことがありますが、どこも、生ホルモンはあまり売られていなかった。せいぜい、パック詰めで冷凍された品が狭く置いてあるくらいだった。
ホルモンの一種と言えると思うが、豚足 もまた、広島だとラフに売られている。豚足好きなので嬉しい。今まで住んだ地では、真空パックに詰められて妙に高いか、そもそも売られてないかだった。こんな手軽に手に入るのはありがたい、広島に帰ってきてよかった。
さて、ところで、いつも見ている料理サイトがある。
ここです:
よくある料理サイトでは取り扱ってないようなレシピが多くて楽しい。写真もとてもきれいだ。
このサイトで豚足を検索したところ、案の定ヒットした:
おっ、豚足で作るラーメン、美味そうじゃないか。これを作ってみることにしよう。
材料:
- 豚足3本
- 豚バラブロック
- マルタイラーメン
- 小ねぎ
- もやし
- キクラゲ
- しょうが
- にんにく
豚足を3時間くらいゆでて、そのスープでラーメンを作るのだ。それだけといえばそれだけ。
東海林風チャーシュー
まあ少し工夫しよう。ラーメンの具とするべくチャーシューも作ろうではないか。
チャーシューもまた、上記サイトで素敵なレシピが公開されている:
こいつは手軽なのに本当に美味い。
豚バラブロックを火が通るまでゆでて(酒とか薬味とか入れず、ただ水で煮ればいい)、ゆであがったらビニール袋に入れて醤油に漬けるだけだ。酒とかみりんとかしょうがとかにんにくとか必要ない、醤油オンリーでいい。そんなばかなと思うかも知れないが、これだけでかなりうまいチャーシューができる。
30分ほど漬けると...
これだけで味よいチャーシューが出来ます!! おいしいんですよこれが!!
豚足でラーメンを作る未遂
さて、チャーシューは整った。豚足を煮たててゆこう。
長ネギの青いところとショウガとニンニクとを、豚バラブロックの煮汁に加えて、そこに豚足を投入して沸かす:
あとはことこと3時間ほど煮るだけである。ときおりアクを掬ったりしながら気長に見守る。そのわきで、小ねぎを切り、もやしをゆで、乾燥きくらげを戻し、近くのスーパーに紅ショウガがなかったから 自家製し 、豚足が煮上がるのを静かに待つ。
3時間経った。
豚足を取り上げ、アルミホイルに安置する:
よろしい、準備は整った。豚足ラーメンを作成しよう……と思ったが、なになに。
父から連絡が来ていた。「夜はソバ食べたい」。あっ、そうですか、はい、分かりました、あっさりしたものが食べたいのですね、それではこれらは明日の飯にしましょうか。ニートしている私に決定権は無い。
スープと豚足は冷蔵庫に保存し、豚足ラーメンは後日に供することとした。前編おわり。後編へ続く。
僕は初めてはま寿司に入った。とてもいいと思った。
広島の安佐北区、八木というあたりに買い物に出た。
買い物が終わって時刻はちょうど昼頃で、近くのはま寿司に入るかとなった。
あんまり外食しないマンなので、名前は聞いたことがあるものの、
はま寿司に入るのは初めてである。はま寿司初心者のピュアな感想を聞いてほしい。
ペッパー君が出迎えてくれた。同行人と合わせて、2人ぶんのカウンター席を頼んだ。
待ち時間は無く、すぐに席に通された。
はま寿司っていうか、回転寿司に入るのも久しぶりである。
くら寿司には何年か前に入ったことがある。新幹線が来てビビった。
カウンター席だと、一席につき一台の注文用タブレットがあるから便利だな。
お隣との間隔もそれなりに取ってあるので気にならない。
醤油の種類が豊富なのも面白い。
また、お茶用の給湯蛇口がいいなと思った。よくある押したら湯が出るタイプじゃなくて、栓をひねったら湯が出るタイプ。押すやつは微妙に力加減が分からないから。
さっそくタブレットで注文する。1人1台あると気ままに使えるから便利だ。
注文した皿は、専用の台座に載せられてレーンを回ってくる。
近づいてくると、タブレットに「ちゃんと取れよ」と表示が出るので取り逃すこともない。
味も悪くないじゃないか。それは、100円寿司じゃない回転寿司や、
ちゃんとしたところの持ち帰り寿司に比べると劣るかも知れない。
だけど決してマズいとは思わないぞ。シャリはほどよく暖かでふっくらで、
ネタはまあちょっと小さいなとは思うけど美味しいと思った。
少なくとも、冷やされてぽそぽそになったスーパーのパック寿司よりもずっと美味しい。
5皿くらいとあおさの味噌汁で満足した。
注文で頼むと来るまでにラグがあるので、わりとこれくらいで満腹中枢が満たされる。
同行人がチーズケーキを頼んでフィニッシュした。
そうして、
平日だと、100円の皿が90円になる。それもあって、2人で入ったのにえらく安く収まった。1,600円弱。
これはパック寿司を買うくらいならはま寿司に来る。カウンター席なら1人でも問題なく楽しめそうだ。
サイゼリヤの"柔らか青豆の温サラダ"ジェネリック
ものごころついてからグリーンピースを食べた覚えがない。
好きな人と嫌いな人とに分かれるらしいグリーンピースだが、
私はどちらに属するのか分からない。白黒つけよう。
ところで、サイゼリヤには"柔らか青豆の温サラダ" という、
グリーンピースまみれの料理があると聞く。
あんまり外食しないマンなので実際に食べたことはない。
おりよく、グリーンピースが売られていたので、
"柔らか青豆の温サラダ"ジェネリックを作って食べてみよう。
材料:
- グリーンピース: 適量
- 厚切りベーコン: 適量
- 温玉: 1個
クックパッドとか参考にしたけど、要するに、グリーンピースゆがいて、
ベーコン焼いて、両者をまぜて、温玉を載せればいいんですよね。
ちなみに温玉は自家製です。これ便利です。恥ずかしげもなくアフィ貼る:
さてできた:
……美味いぞ!! グリーンピースいいじゃん!! ベーコンとの塩気とも合うし、温玉のまろやかさとも合う!! グリーンピースだめ民は何が不服なのだ? グリーンピースの皮が口に残るのとかがちょっと嫌なのは分かる。
これはなかなかいい料理だ。グリーンピースがちょっと高いんだよなあ。今回はこの量で400円した。サイゼだと199円で食えるの? 価格破壊だ。まあいいや、また作ろう。そのうちサイゼでジェネリックじゃないのも食べてみたい。
【解説動画あり】デジカメとともに歩んだ7年くらいの思い出
俺、カメラめっちゃ詳しいっすよ。
こんなの書いたくらい詳しい:
プレゼンもあるよ:
しかし、悲しいことに、カメラに詳しい人間が、写真を上手に撮れるかというと、そんなこともない。機構としてのカメラはよく理解しているのだけど、人を感動させる写真を撮ることは私には難しい作業なのだ。理論物理学者が実験を得意とするとは限らないのと似ているかも知れない、と高尚な感じの例えでお茶を濁す。
そこそこいい感じに撮れた写真は 私のサイト に掲載しています。よかったら見てみてください。
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さて、私とカメラとの出会いは唐突だった。
学部3年生、なんとなく出入りしていた研究室の夏合宿に着いていくことになった。いい経験になるだろうということで。
合宿のだいたい5日前くらいだったろうか。研究室のボス、のちの指導教員から、デジカメのこれらの用語を知ってるか? と問われた:
どれも知らない。
「そっか知らないか。じゃあデジカメ貸してあげるから、合宿のときにみんなにこの5つのキーワードをプレゼンできるように練習しておいて」
彼はこの手の無茶ぶりをよくした。
怒涛の5日間となった。取説やネットでこれら5つの概念を理解して、渡されたデジカメの設定方法を覚えて(この研究室は、同じタイプのデジカメを多数所有していた。合宿のプレゼンとともに、このカメラで簡易なワークショップを行うことも命じられた)、プレゼンで使うための写真を撮りに出て、資料を作って、なんとかそのプレゼンを乗り切った。
なかなかしんどい体験だったが、これを機にカメラにハマった。ヤフオクで中古のコンデジを購入し、また研究室の一眼レフもしばしば借りて、そこらじゅうで写真を撮りまくった。なんのかんので、修論はカメラを使う研究を行うことになったため、カメラについてさらに深掘りして勉強した。
一応、修論のプレゼンもつける。そんなに専門性は高くないテーマです。
もう、写真を撮ると言えばカメラよりスマホを使う時代になっていると思うけど、私はこれからもデジカメを使い続ける。デジカメ、なかなか奥深くて楽しいですよ。
【珍しいものを食う】葉たまねぎと豚バラの甘辛炒めと、葉たまねぎのぬた
広島県の豊平町に曾祖母の家がある。彼女は御年96である。さすがにもうボケが来ていて、私を私と認識できなくなっている。仕方あるまい。
さて、曾祖母の家の近くに、「どんぐり村」という道の駅がある。子供のころ、曾祖母の家に行く際にはだいたいここに寄って遊んでいた。
だだ広い芝生の公園と大きな遊具があって楽しいんですよ。秋には、"そば祭り"というお祭りも開催される。
先日、久々に遊びに行った。こんな場所です:
もう遊具で遊ぶと不審者になる歳なので、名物のソバを食べて、物産館(さんさん市)をうろついて満足する。
例によって珍し産物ハンターとなる。さんさん市で "葉たまねぎ" という作物を見かけた。買った。
帰宅してググったところ、こういう品種ではなくて、ふつうの玉ねぎが根を大きくする前に収穫したものらしい。結球してしまうと葉は固くなって食べるのに適さないが、若いうちなら甘くておいしいらしい。レシピが見つかったので、豚バラ炒め と ぬた にしてみよう。あとアジのサクが安かったのでネギ代わりにして なめろう も作った。
葉たまねぎと豚バラ炒め
元レシピは豚バラだが、豚肩ロースが安かったのでそっちにした。
さくっと作るぜ。美味そう。これは晩ご飯にする。両親は共働きであり、まごうことなきニートをしている私には晩ご飯を作ることと犬の散歩に行くくらいしかできることがない。暗くなるからやめよう。ちょっと味見してみる。ああ、もう、普通に美味しいやつだ。火が通ると葉たまねぎかねぎか分かんなくなる。美味いからいい。
葉たまねぎのぬた
酢味噌を作って、さっとゆがいた葉たまねぎと和える。これも味見してみるけど、やっぱ"玉ねぎ感"は薄いなあ。ねぎのぬたのようだ。美味しいは美味しいよ?
なめろう
アディショナルディッシュ。近くのスーパーでアジのサクが安かったんだ。ネギ代わりに葉たまねぎを使ってなめろうを作成した。
はい、問題なく美味いです。
総評としては、「長ネギと同じ感じ」だった。そうとしか言えない。そんな玉ねぎの味がするわけでもなく、「ネギ類の青いところ」というのが答えだ。ネギの青いところが好きな人にはお勧めですよ、青いところが安く大量に手に入るから。
【珍しいものを食う】キクイモの丸焼きときんぴら
おなじみの地産作物コーナーで今回は "キクイモ" を見かけた。名前は聞いたことがあるが食べたことはない。買った。
フジグラン緑井の食品売り場で約200円だった。
キクイモには因縁があるんだ。調理したあと語らせてくれ。
勇んで買ったものの食べ方が分からない。レシピをググってみる。へえー、生でも食べられるんだ。芋と言いつつデンプンをあまり含まないから生でも行けるらしい。ヤマイモみたいなものか。でも生はちょっと抵抗ある。丸のままトースターで焼いて食うのと、きんぴらをやってみよう。
キクイモの丸焼き
まずはキクイモの味そのものを見るために、アルミホイルでくるんで30分ほどトースターで焼いてみた。
香ばしい匂いはあるが、ジャガイモのような甘味のある匂いではない。デンプンが少ないということで甘さのある糖があまり生成されないのだろう。実際、味も甘味は薄い。芋は芋だがジャガイモやサツマイモを想像して食べると肩透かしを食う。食感も、ほくほくというよりは、しゃくしゃくしている。ヤマイモを同じように焼いて、ねっとりした食感を差し引いたら同じような食味になるかも知れない。けしてマズくはない。塩コショウを振って食べたら美味しかった。
キクイモのきんぴら
よろしい、味の方向性は分かった。次はちょっと調理しよう。ググったらきんぴらのレシピが出てきたのでこれを作ろう:
ごま油香る! 菊芋のきんぴらのレシピ動画・作り方 | DELISH KITCHEN
できた:
うんうん、めっちゃ美味しい! ってことはないけどほっとする味である。キクイモは、丸焼きよりもずっとしゃくしゃくしている。こうしてみると、"芋"っていうより"根菜"に近いのだと分かる。でもきんぴらなら普通にゴボウの方が好きだな…
キクイモと私の(一方的な)因縁
ところでキクイモ、通っていた大学の道の脇に生えていたのだ。
元気できれいな花でしょう。通学路として使っていた道の脇に咲いて、夏を知らせる花だった。
ところで、研究室に在籍していたころ、にわかに、「植物100種覚えようキャンペーン」が発令された。草でも木でもいいから100種調べて覚えよ、できれば標本も作製せよ。こういう無茶ぶりが頻繁に起こる研究室だった。(でもこのおかげで雑草をあるていど同定できるようになった)
そのキャンペーンの一環で撮っていたのが上の写真である。当時、図鑑で調べてこれがキクイモであると知った。図鑑に依れば、ほう、根っこが芋状になっていて食えるだと。構内になるヤマモモやヤマボウシの実を食べたり、通学路のあぜ道に生えるノビルやニラを食べたりしていた身として、興味をそそられた。掘っちゃおうか、芋出てくるなら儲けもんやんけ。
しかし私は躊躇った。なぜか。キクイモモドキ という植物もこの世に存在するからだ。冗談のようだが、キクイモモドキは、花や葉がキクイモと区別つかないくらい似ていて、しかしこいつは芋状の根を持たない。
掘れば分かる。掘れば分かるが、キクイモかモドキか判別つかないのに掘るのもキクイモ(モドキ)に悪い。いやごめんなさい、どっちかというと、人通りがあるから当時は単純に掘るのが恥ずかしかった。今の俺なら掘る。
「図鑑で調べて、これがキクイモであると知った」と書いたが、結局、上の写真の植物がキクイモなのかモドキなのかは未だ謎である。
キクイモと私にはそんな因縁があるのである。今回食べれてその(一方的な)因縁も収まった気がする。