【解説動画あり】デジカメとともに歩んだ7年くらいの思い出
俺、カメラめっちゃ詳しいっすよ。
こんなの書いたくらい詳しい:
プレゼンもあるよ:
しかし、悲しいことに、カメラに詳しい人間が、写真を上手に撮れるかというと、そんなこともない。機構としてのカメラはよく理解しているのだけど、人を感動させる写真を撮ることは私には難しい作業なのだ。理論物理学者が実験を得意とするとは限らないのと似ているかも知れない、と高尚な感じの例えでお茶を濁す。
そこそこいい感じに撮れた写真は 私のサイト に掲載しています。よかったら見てみてください。
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さて、私とカメラとの出会いは唐突だった。
学部3年生、なんとなく出入りしていた研究室の夏合宿に着いていくことになった。いい経験になるだろうということで。
合宿のだいたい5日前くらいだったろうか。研究室のボス、のちの指導教員から、デジカメのこれらの用語を知ってるか? と問われた:
どれも知らない。
「そっか知らないか。じゃあデジカメ貸してあげるから、合宿のときにみんなにこの5つのキーワードをプレゼンできるように練習しておいて」
彼はこの手の無茶ぶりをよくした。
怒涛の5日間となった。取説やネットでこれら5つの概念を理解して、渡されたデジカメの設定方法を覚えて(この研究室は、同じタイプのデジカメを多数所有していた。合宿のプレゼンとともに、このカメラで簡易なワークショップを行うことも命じられた)、プレゼンで使うための写真を撮りに出て、資料を作って、なんとかそのプレゼンを乗り切った。
なかなかしんどい体験だったが、これを機にカメラにハマった。ヤフオクで中古のコンデジを購入し、また研究室の一眼レフもしばしば借りて、そこらじゅうで写真を撮りまくった。なんのかんので、修論はカメラを使う研究を行うことになったため、カメラについてさらに深掘りして勉強した。
一応、修論のプレゼンもつける。そんなに専門性は高くないテーマです。
もう、写真を撮ると言えばカメラよりスマホを使う時代になっていると思うけど、私はこれからもデジカメを使い続ける。デジカメ、なかなか奥深くて楽しいですよ。