豚足を煮て自家製ラーメンを作った(前編)
広島はホルモンに強い気がする。"せんじがら" とかも有名ですしね。
そのへんのスーパーでも生ホルモンが陳列されている。
茨城・新潟・東京に住んだことがありますが、どこも、生ホルモンはあまり売られていなかった。せいぜい、パック詰めで冷凍された品が狭く置いてあるくらいだった。
ホルモンの一種と言えると思うが、豚足 もまた、広島だとラフに売られている。豚足好きなので嬉しい。今まで住んだ地では、真空パックに詰められて妙に高いか、そもそも売られてないかだった。こんな手軽に手に入るのはありがたい、広島に帰ってきてよかった。
さて、ところで、いつも見ている料理サイトがある。
ここです:
よくある料理サイトでは取り扱ってないようなレシピが多くて楽しい。写真もとてもきれいだ。
このサイトで豚足を検索したところ、案の定ヒットした:
おっ、豚足で作るラーメン、美味そうじゃないか。これを作ってみることにしよう。
材料:
- 豚足3本
- 豚バラブロック
- マルタイラーメン
- 小ねぎ
- もやし
- キクラゲ
- しょうが
- にんにく
豚足を3時間くらいゆでて、そのスープでラーメンを作るのだ。それだけといえばそれだけ。
東海林風チャーシュー
まあ少し工夫しよう。ラーメンの具とするべくチャーシューも作ろうではないか。
チャーシューもまた、上記サイトで素敵なレシピが公開されている:
こいつは手軽なのに本当に美味い。
豚バラブロックを火が通るまでゆでて(酒とか薬味とか入れず、ただ水で煮ればいい)、ゆであがったらビニール袋に入れて醤油に漬けるだけだ。酒とかみりんとかしょうがとかにんにくとか必要ない、醤油オンリーでいい。そんなばかなと思うかも知れないが、これだけでかなりうまいチャーシューができる。
30分ほど漬けると...
これだけで味よいチャーシューが出来ます!! おいしいんですよこれが!!
豚足でラーメンを作る未遂
さて、チャーシューは整った。豚足を煮たててゆこう。
長ネギの青いところとショウガとニンニクとを、豚バラブロックの煮汁に加えて、そこに豚足を投入して沸かす:
あとはことこと3時間ほど煮るだけである。ときおりアクを掬ったりしながら気長に見守る。そのわきで、小ねぎを切り、もやしをゆで、乾燥きくらげを戻し、近くのスーパーに紅ショウガがなかったから 自家製し 、豚足が煮上がるのを静かに待つ。
3時間経った。
豚足を取り上げ、アルミホイルに安置する:
よろしい、準備は整った。豚足ラーメンを作成しよう……と思ったが、なになに。
父から連絡が来ていた。「夜はソバ食べたい」。あっ、そうですか、はい、分かりました、あっさりしたものが食べたいのですね、それではこれらは明日の飯にしましょうか。ニートしている私に決定権は無い。
スープと豚足は冷蔵庫に保存し、豚足ラーメンは後日に供することとした。前編おわり。後編へ続く。