虹色に光るgifアニメの作り方
はじめに
指定範囲がビカビカ光るgifアニメを作りましょう。ゲーミングgifとも言えるでしょうか。こういう感じです:
めでたいですね。意義はよくわかりません。
作り方概要: なんらかの画像処理ソフトを使って、1. 範囲指定をする → 2. 色相を変えて数枚の画像を作る → 3. 連結してgifアニメにする。この手順でビカビカになります。1と2の処理はここでは"paint.net"というフリーソフトを用います。3の処理は"Online UniConverter"というウェブサービスを使いましょう。
手順1と2: 範囲選択と色相の変換
paint.netというフリーの画像処理ソフトをパソコンにインストールします。paint.netを使う理由は私がよく使っているからというだけです。大抵の画像処理ソフトで同じことはできると思います。
牡蠣の写真を使って手順を説明します。
まず、写真をpaint.netで開きます。
画像が大きい場合は縮小するといいでしょう。画像 > 画像サイズを変更 から適当に小さくします。
続いて、ツール > なげなわ選択 で範囲指定を行います。
光らせたい範囲をドラッグしながらなぞって囲います。多少ズレても後で修正できます。
囲み終わったら微調整します。ctrlを押しつつドラッグして範囲指定するとその範囲が追加されます。ctrlを押すとカーソルに「+」マークが付くので目安になります。反対に、altを押しつつドラッグして範囲指定するとその範囲が削られます。altを押すとカーソルに「-」マークが付くので目安になります。
囲み終えました。続いて色味を変えます。調整 > 色相/彩度 を選択します。
色相を変えます。色相は、0から360までの値で指定します。色相環をイメージするとよいですが、色相を360だけ変えると1周して同じ色味になります。ここでは色相を60ずつ変えていって6枚の画像を作ります。色相の値を60にしてOKを押します。
OKを押したら画像を保存します。保存したら、ふたたび、調整 > 色相/彩度 を選択します。このときウィンドウを開いた時点で色相が60になっていると思いますが、120に変更する必要はありません。60のままでよいです(「値を60にする」ではなくて「値を+60する」という指示になるので)。OKを押して別名にして画像を保存します。これを6回繰り返して6枚の画像を作ります。
フォルダがカラフルになりました。準備完了です。
手順3: 連結してgifアニメにする
あとは6枚の画像をgifアニメにするだけです。フリーで使えるウェブサービスを使いましょう。いろいろあると思いますが、使い勝手がよかった"Online UniConverter"というサイトをおすすめします:
6枚の画像をアップして"gif作成"ボタンを押すだけなので操作に困ることはないでしょう。たぶん10回以上利用すると会員登録を迫られますのでよしなにしてください。
できた牡蠣がこちらです:
めでたいですね。意義はよくわかりません。
いくらかの注意点:
- もともと無彩色(白・灰・黒)だと色相を変えても色は変わりません。上の牡蠣も貝柱の部分が白いので微妙に光っていません。
- もともと色が淡いと色相を変えても淡いままです。ビカビカにしたい場合は彩度を上げてから色相を変えるとよいです。
- アジも牡蠣も、いまいちきれいに周期的でないというか、若干"引っかかる"のがちょっと気になる。ディスプレイかブラウザのリフレッシュレートと合っていない? それともgif作成の処理に何か問題がある? と考えましたが解決に至っていません。今後の課題とします。
アジとナマコがお気に入りです。意義はよくわかりません。