【珍しいものを食う】のらぼう菜のおひたしと油炒め
先日、トレッタみよし という施設に遊びに行った。
てっきり、よくある産直市みたいな店舗だと思っていた。違った、なんというか、もっと現代的でおしゃれな施設だった。農産物の売り場もそれなりに取ってあるが、それよりは加工品や三次グッズの売り場面積の方が広い。レストランやパン屋も併設されている。すぐ近くにはワイナリーや運動公園や美術館なんかもある。レジャーや観光に来てくれ、という熱を感じる。
さて、チーズとかお惣菜とかも買いつつ、しかし、私の目当ては地元の農産物、特に、見たことない野菜である。今回は、のらぼう菜 という初見の野菜が陳列されていたので購入した。
のらぼう菜単体の味を見るべく半分はおひたしで、残りの半分はポップで推されているように油で炒めてみよう。
のらぼう菜のおひたし
青菜一般のおひたしと同じように作ってみよう。熱湯に茎から入れて20秒、全体を入れてさらに20秒ゆがいた。冷水に取る。しぼって水気を落とす。
ちょっと味見をしてみよう。
なるほど、ポップのとおり、苦みもクセもない。しゃくしゃくしていて食感もいい。ゆでたアスパラガスのような風味があって美味い。これもう余計なことせず、このまま切り分けて食卓に出せそうだ。
冷めてしまうとアスパラの風味は消えてしまった。それでも、単体で美味しく食べられる優秀な野菜だ。醤油も用意したけど結局使わなかった。アクが無いことにも気付く。ほうれん草とか小松菜のおひたしって、味は好きだけど、口の中がぎしぎしするからあまり好んで食べない。のらぼう菜のおひたしはぎしぎししない。その点でもとても気に入った。
のらぼう菜の油炒め
今度は炒めてみよう。ざっくり切り分けて、ごま油で炒めて、軽く塩コショウを振った。
なるほど、おひたしとはまた異なる装いだ。おひたしとは違ってちょっと苦みが出るようになった。とはいえ、そのあとに香ばしさと甘さがやってくるので、クセというほど独特な味わいではない。味が似ている野菜を思いつかない。油と相性がいいのは分かる。ポップに書いてあったとおり、マヨネーズをちょっと掛けてみたら、これはまた美味い。
なかなかよかった。もしまた見つけたら買おう。
次回予告: 鹿肉のステーキと燻製
トレッタみよしでは、冷凍の猪肉と鹿肉も売られていた。
ミンチだけでなくブロック肉も売られていた。猪肉はどこかで食べたことがある。鹿肉は食べたことない。思い切って、600gの鹿肉ブロックを買った。折を見てこれも食べてみたい。
↓ 食べた